渡る蝶 アサギマダラ
1000 キロ以上の旅をする蝶がいるとこを知っていますか?
2017/10/14~10/15(観測日)
アサギマダラ(parantica sita niphonica) は透けるような水色の羽をもつ、マダラチョウ科に属する美しい蝶です。羽の色が、日本古来の青の色 ”浅葱色”をしていることからこの名前が付いています。 1980 年頃から始まったマーキング調査により、春から初夏にかけて日本列島を北上、秋は南下することがわかってきました。国境を越えて台湾まで移動した個体も確認されており、これまでの最長記録は2000Kmを越えています。
『特徴』
・食草はつる性のガガイモ科 オオカモメズル、キジヨランなど
・長距離移動をする(春から初夏に北上、秋に南下)
・夏場は標高1000mほどの、高地にいる(繁殖のために、過ごしやすい場所を求めて移動する)
・成長の寿命が長決まった越冬熊がない(愛媛は幼虫)
・体内に有毒物質をもつ
・オスはピロリジディアルカロイド(PA)という科学物質を吸密で得てフェルモンを合成する。
※フジバカマはPAを含む
【マーキング調査に参加してみよう】
県内でも調査が行われていますが、瀬戸内を中心にあまりルートや生態が分かっていません。誰が・いつ・どこでマークをしたかが重要を確認する。
① 捕まえたら腹部を優しく保持し、雌雄を確認する。
オスはこうしに黒いせいはんがある。
② 鮮度:新・普・古 記録用紙に青色の具合や破損などの具合を記入する。
③ 油性マジックを使用します。
・標識者 KAN001 名前はアルファベットと数字の組み合せなど
・標識日 10/14
・標識者 E・F(愛媛・二神)
・前し長 前しの長さを測定します。腹部の一番大きな白はんからしの端まあでの長 さ。
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